鉄筋コンクリートだけどWi-Fiが届かない部屋がある
埋め込み型だけどどうすれば改善するかわからない
我が家ではWi-Fiが届かない部屋がある問題を無事に解決することができました!
鉄筋コンクリートでWi-Fiが届かない部屋がある問題を解決した方法
結論から言うと、これで解決しました。
参考になれば幸いです。
鉄筋コンクリート賃貸2LDKの我が家の状況
まず、我が家の間取りやインターネット状況について簡単に説明します。
間取り
まず、我が家は鉄筋コンクリート(RC造)の2LDKです。
リビングがあり、その隣に1部屋あり、リビングとこの部屋は扉で仕切ることもつなげることもできる感じです。
もう1部屋はリビングから一度出て、廊下を経由した位置にあります。
我が家とは違いますが、部屋配置のイメージとしてはこんな感じの間取りです。
この間取り図で言う、6.0畳の洋室が今回のWi-Fiが入らない問題となった部屋になります。
割と一般的な賃貸の2LDKの間取りかと思います。
インターネット(Wi-Fi)は埋め込み型で無料
そして、我が家はインターネット無料物件です。
埋め込み型Wi-Fiで、リビングの壁(コンセント部)に埋め込んであるスタイルです。
埋め込み部と同じところに有線LANの差し込み口もついています。
この無料インターネットはベストエフォート型とのことで、この物件は全10戸ですが、みんながインターネットを使いまくると速度が遅くなる傾向にある、という方式です。
自分で契約したネットと、自分で置いたルーターであれば、ある程度スペックなどから解決策を見出すこともできるのですが、それがなかなか厳しい状況でした。
リビングから遠い部屋はWi-Fiが届かない
我が家でWi-Fiに接続している機器はこちらです。
- Android TV
- Fire TV Stick(Android TVとは別のテレビ)
- ノートPC2台
- iPhone2台
2人暮らしの割と一般的な接続数かと思います。
ゲームなどはせず、基本的に動画が見れればOKという感じです。
これらをリビングで接続したWi-Fiの状況としては、「使えるけれどあまり良くない」でした。
具体的には、下記のような状況です。
- 埋め込みポイントのすぐ近くにあるAndroidTVでYoutubeを見ていると自動で画質が落ちることがある
- リビングでWi-Fi接続時、アンテナ数は2/4くらいが多い
- リビングから廊下を経由していく部屋はWi-Fiが繋がらない
リビングで使う分には大きなストレスはないのですが、一番最後の問題に最も困っていました。
調べると、そもそも鉄筋コンクリートの場合は壁や扉で電波は大きく減衰するため、Wi-Fiが部屋によっては届かなくなるのは普通であり、”そういうものだ”ということがわかりました。
インターネット初心者ですが、なんとかこの問題を解決したく、色々調べました。
ちなみに、上記で挙げたように、ネットの速度も若干遅くて気になっていましたが、とりあえずWi-Fiが届かない部屋に届けること優先です。
検討内容
色々調べつつ、解決策として候補に上がったのはこちらです。
中継機を置く
まず、割と一般的な中継機を置く方法です。
中継器であれば3,000円くらいでもたくさん販売されているので、安く済みます。
中継機の仕組みはこちらです。
Wi-Fiルーターからの電波が弱くなる前に、一度中継器で電波をキャッチし、再発信することでWi-Fiを利用できる範囲を拡大します。
Small by GMO
つまり、中継機は、ルーターと使用機器の間に設置する必要があります。
さらにいうと、あまりルーターに近すぎても意味ないし、すでにWi-Fiが届かない場所に設置しても意味なさそうです。
我が家はリビングとWi-Fiが届かない部屋の間に廊下があります。
その廊下には中継機を設置できるコンセントはありません。
そうすると、中継機を設置するのはリビングかWi-Fiが届かない部屋になります。
Wi-Fiが届かない部屋はその名の通り届かないので、中継機を設置しても、そもそもキャッチする電波が届かずに解決できない、という可能性が非常に高いです。
また、リビングに設置しても、鉄筋コンクリートの壁によって、やはり届かない部屋は届かないまま、という可能性も考えられます。
加えて、中継機を調べると通信速度の低下もデメリットとして挙げられています。
もともと速度が早いわけではないので、たとえ届くようになったとしても使い物にならないくらい遅くなったら嫌だな..と思いました。
廊下に中継機を置くことができればもう少し検討したかもしれませんが、不採用としました。
上記の考えはあくまで個人的な考えですが、「鉄筋コンクリートでWi-Fiが届かない部屋があっても中継機を導入したら改善した」という口コミを見つけられなかったというのも大きかったです。
無線LANルーターを新規に置く
次に、無線LANルーターを別で用意し、新たにWi-Fiを飛ばし直せば速度も速く、届かない部屋でも届くかもしれない?と思いました。
インターネット会社に一応意見を求めましたが、この方法ではWi-Fiが届かない部屋に届くようになったり、速度改善したりという効果は見込めないとの回答でした。
また、今のWi-Fiが埋め込み型で仕様が分からない以上、どんなルーターを買えば良いかもわからない、という問題もあります。
無線LANルーターを購入してもうまくいかなくて無駄な買い物になるのが嫌だったので、もっといい方法はないかと考えることにし、保留としました。
中継機同様、この方法で改善したという口コミを見つけられなかったのも試す勇気が出なかった原因です。
管理会社やインターネット会社になんとかしてもらう?
かなりダメ元ですが、管理会社に連絡して、インターネット設備の変更などを期待する方法です。
一瞬候補として頭をよぎった方法ですが、インターネット無料であることが嘘ではないので、期待できない上に時間がかかると思い不採用としました。
TP-Link メッシュWi-Fi「Deco M4」を導入した結果
そこで見つけたのが、TP-LinkのメッシュWi-Fi「Deco M4」です。
この商品を選んだ理由はこちらです。
- 鉄筋コンクリートにはメッシュWiFiが良いらしい
- 鉄筋コンクリートでWi-Fiが届かない問題について、中継機はダメだったがこの商品で解決したという口コミが多数あった
- 多少物足りない結果になっても、最悪ユニットを増設すれば改善しそう
結局口コミが良くて我が家もこれで解決できそうと思った、という理由になります。
値段が安くはないなと思いましたが、確実に解決できそうだったというのと、他に確実に解決できそうなな代替案もなかったので、これでいくことにしました。
メッシュWi-Fiを構築するにはユニットは複数必要なので、2個セットを購入です。
中身はこんな感じ。
アプリで指示に従っていくと、簡単にセッティングできました。
1台を埋め込み型Wi-Fiと同じところの有線LANに接続、もう1台をWi-Fiが繋がらない部屋に設置しました。
結果的に、鉄筋コンクリートの2LDKでWi-Fiが繋がらなかった部屋にもWi-Fiがつながるようになりました。
そして、家全体として、速度も埋め込み型Wi-Fiを使う場合より少し速くなりました。
ここまでセットアップしながら気づいたのでですが、購入したDeco M4は2台セットですが、Deco M4のユニットは1台でも、時間帯によってはすべての部屋にWi-Fiが届くようになっていました。
そもそも埋め込まれたWi-Fiは一度鉄筋コンクリートの壁を通してデバイスと通信している状態です。Deco M4は壁の有線LANに接続して、本体は室内に置いているので、単純に壁が1枚減ったことが、Wi-Fiが届くようになった原因かもしれません。
とはいえ時間によっては1台では届かなくなることもありますし、速度も早いに越したことはないので、2台セットにしてよかったです。
まとめ:最適解かは不明だが、あっさり解決できて満足
鉄筋コンクリートの2LDK物件でWi-Fiが届かない問題を、TP-LinkのメッシュWiFi「Deco M4」で解決できました。
今回の我が家の問題については、とりあえず確実に解決できそうな方法を取り入れたので、もっと安く済む方法もあったかもしれません。
しかし、結果的にあっさり解決できたので大満足です。
TP-Linkの商品はコスパが高いことでも有名なので、それほど的外れな買い物ではなかったと思っています。
同じ問題で困っている方の参考になれば幸いです。
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