マウスピース矯正で人気のインビザライン矯正。

私は2021年1月末からインビザライン矯正を行っており、現在約11カ月です。
歯列矯正は日常生活が不便になるのでは、と心配な方もいるかもしれません。

- インビザライン矯正中の食事ってどうするの?
- 矯正期間の生活ってどんな感じ?大変?
こんな疑問にお答えします。

今回は、インビザライン矯正を行っている私の一日の生活がどのような感じなのか、まとめていきたいと思います。
現在のところ、治療は順調に進んでいます。
これからインビザライン矯正を始めようか検討している方の参考になれば幸いです。
インビザラインのマウスピース装着時間
まず、インビザラインのマウスピース装着時間について解説します。
装着時間は最低20時間/日※人による
インビザラインのマウスピース装着時間は、一般的に最低20時間/日です。
マウスピースを外している時間が長いと、移動した歯が戻ってしまいます。
したがって、できるだけ長く装着している必要があります。
ただし、医師の方からの指示は様々です。
- 食事中以外は装着(時間指定なし)
- 最低20時間/日
- 最低22時間/日
症例も様々なので、担当の医師の方の指示を守って装着します。

私は先生には、「食事中以外はつけてください」としか言われませんでした。基本的には1日20時間以上装着しており、問題なく歯が動いています。
(とはいえ、あまり大きな声では言えませんが、多少装着時間が短い日(16時間程度)があっても何とかなっています。)
装着時間の管理はTrayMinderアプリで!
最も大事な装着時間の管理です。
装着時間の管理には「TrayMinder」という無料アプリを使っています。
実際に、インビザライン矯正を行っている方の多くが使っているアプリです。
基本的には、
- マウスピースを外したら記録
- マウスピースを着けたら記録
と記録することで、合計の装着時間が分かります。
このアプリの良い点はこちらです。
マウスピース矯正を行っている方には、難点が思いつかないくらいおすすめできるアプリです。
インビザラインの日常生活
次に、インビザライン矯正中の生活について紹介します。
日常生活に支障の出る痛みはない
マウスピースを変えた直後は締め付けられるような感じがあります。
その後1日くらいは付け外しの際に若干痛む程度です。
付け外しをするとき以外、日中に痛みが気になることはなく、日常生活に支障はないです。

ただし、私は比較的歯を動かす量が小さい症例だと思います。
多少の痛みは覚悟しておいた方が良いですが、主に痛むのは付け外しの時が多いと思います。
装着時はチューイーを嚙む

マウスピースの装着方法です。
マウスピースをはめて、チューイーというゴムを歯でしっかり噛みます。
これを噛むことで、マウスピースと歯が密着し、歯をしっかり移動させることができます。

私は奥歯からチューイーを10回程度噛むだけなので、それほど苦ではありません。
「10分噛んでください」と言われるケースもあるそうなので、先生の方針や、症例によるかと思います。
食事中はマウスピースを外す
食事中のみマウスピースを外します。

外食する場合は、事前に外しておくか、お手洗いなどで外しています。
マウスピース装着時に飲食してよいものは、基本的には水のみです。
- マウスピースは熱いもので変形してしまう
- 食事で着色してしまう
- 綺麗な歯に綺麗なマウスピースを装着しないと、虫歯リスクが高まる
したがって、水以外の飲食をする場合は、たとえ一口でも外すようにしています。
食後は毎回歯磨き
食事が終わったら毎回歯磨きをして、マウスピースを装着します。
どうしても歯磨きできない場合は、できるだけしっかり口をゆすぎます。
面倒ですが、虫歯にならないために、歯磨きは非常に重要です。
通常、歯は唾液によってある程度汚れが落ちます。
しかし、マウスピースをかぶせている場合、唾液で汚れが落ちることはありません。
したがって、歯磨きをさぼってしまった場合の虫歯リスクは高くなります。

食後に毎回歯磨きをする習慣のせいか、歯が全体的に白くなった気がします。また、最初は面倒だった歯磨きですが、今ではしないと口の中が気持ち悪く感じるようになりました。
入れ歯洗浄剤でマウスピースの洗浄
1つのマウスピースの平均装着期間は7-14日程度が多いです。
通院日程や治療計画の影響で、数カ月同じマウスピースを付けることもあります。
毎日同じマウスピースを付けていると、どうしてもにおいと着色が気になってきます。
私は毎日夕食中、入れ歯洗浄剤につけています。
マウスピース専用洗浄剤もありますが、私は普通の入れ歯用を使っています。
特に違いは感じていません。

矯正歯科で、最初にサービスでいただいたものも普通のポリデントでした。
毎日、
- 夕食前にマウスピースを外す。
- 洗浄容器にマウスピース、水、洗浄剤を入れて置いておく。
- 夕食後に歯磨きをする。
- マウスピースを水でよく洗い流して装着する。
という流れです。
マウスピースを入れ歯用洗浄剤で毎日洗浄するようになってから、においや着色はほとんど気にならなくなりました!
寝るときはゴムかけ
矯正治療の補助として、「ゴムかけ」を行うことがあります。
下の奥歯につけた突起と、上のマウスピースの前歯部分に左右それぞれゴムをかけます。
これにより、下の歯に上の前歯が引っ張られ、移動や噛み合わせを助けます。

私の場合、寝るときだけゴムかけをしています。
最初は突起にゴムをかけるのに少し手こずりますが慣れれば数秒で付けられます。
朝起きたら外すので、特に不便はありません。
インビザライン生活はコツコツ継続することが大事!
インビザライン矯正などのマウスピース矯正は
というように、自分で管理する必要があります。
「どうしてもずぼらなので、自分で管理するのは不安…」
という方は、歯磨きだけ丁寧にやればよいワイヤー矯正のほうが向いているかもしれません。
面倒でも、
などを丁寧にやることで矯正治療の成功につながります。

私は慣れれば面倒とは思わなくなりました。
マウスピース矯正を検討している方の参考になれば幸いです。
別に記事で治療経過や感想をまとめているので、よかったらご覧ください。
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