マウスピースを使用した歯列矯正で最近主流のインビザライン。

私は2021年1月末からインビザライン矯正を行っています。
現在約8カ月です。現在のところ、治療は順調に進んでいます。
歯列矯正でIPRを検討・予定されている方の中には、
- 「IPRは失敗する?」
- 「IPRは痛い?しみる?」
などと不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

私はIPRを行いました。
この記事では、私のIPRの実体験をまとめていきます。
- 左上4番のみ抜歯
- 右上全体と、下の歯全体をIPR
- 叢生(出っ歯)
- マウスピース現在17枚目(全35枚予定)
インビザライン矯正を検討している方の参考になれば幸いです。
歯列矯正のIPRとは?
IPRとは歯を削って歯と歯の間に小さな隙間を作り、歯の動く隙間を作る方法です。
大きな特徴は2つです。
- 抜歯しなくてよい
- 抜歯より動く範囲が小さい
インビザライン矯正のIPRをするタイミングは?
私の場合、インビザライン矯正では、1番目、2番目のマウスピースは慣れる用でした。
歯を動かし始める3番目のマウスピースに変えるタイミングで、
抜歯とアタッチメントの装着と一緒にIPRを行いました。

アタッチメントとは歯の表面につける小さな凹凸です。
インビザライン矯正のIPRは痛い?
私は歯を削っている最中時も、その後も痛みは全く感じませんでした。
歯を削っている最中は少し頭に響く感じはあり、歯医者に慣れていない方はびっくりするかもしれません。
しかし、削っているのは表面で、ひどい虫歯の治療のように神経に届くことはないです。
歯医者が苦手な方でもあまり痛みの心配はしなくていいと思います。

ちなみに抜歯もしましたが、麻酔をするのでこちらも痛みはありません。
インビザライン矯正のIPRはしみる?
歯を削ると知覚過敏のようにしみるのでは?と思う方もいるかもしれません。
IPRで削る部分は歯の表面に当たるエナメル質の部分なので、しみると感じる象牙質まで削って知覚過敏のようになることは通常はありません。

私も全くしみませんでした!
インビザライン矯正は抜歯とIPRどっちをするべき?
歯を動かすスペースを作る方法として、抜歯とIPRがあります。
それぞれの特徴はこちらです。
- 歯を抜く
- 大きなスペースを作ることが可能
- 抜歯でできたスペースに、隣の歯から順番に歯を動かす
- 歯を抜かない
- 抜歯よりできるスペースは小さい
- すべての歯を一度に動かせる
全体をIPRで削るとそれぞれの歯と歯の間に隙間ができるので、一気に全体的に引っ込めることができるため、一般的に治療期間が少し短いです。
抜歯すべきか、IPRすべきかは、当たり前ですが症例によると思います。
歯並びは人によって全く違います。
治療方針については、ネットで自分と違う症例の方を参考にするよりは、
自分が本当に信頼出来て、治療を任せられる矯正歯科を探すことをおすすめします。
カウンセリングは無料の歯科が多いので、多少面倒でも何か所か行った方が良いです。

ちなみに私は、中途半端に1本だけ抜歯するなら、4本抜いてしまえばよかったかなとちょっと思っています笑
まとめ:インビザライン矯正でIPRをした感想
IPRを検索すると、失敗などのネガティブな話が良く目につき、私自身不安に思っていました。
しかし、実際にIPRを行い、痛みやしみるといった問題も起きていません。
現状も順調に矯正治療は進んでいます。
IPRが良いか、または抜歯すべきかなど、治療方針は人それぞれなので、自分に合った矯正歯科を見つけるのがおすすめです。

IPRをする予定の方、治療方針を迷っている方の不安解消になれば幸いです。
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