コスパ良く自家製ヨーグルトを作ることができるヨーグルトメーカー。
- ヨーグルトメーカーを買ってみたけどヨーグルトが固まらない…
- 明らかに緩いけどこれって食べていいの…?
こんな疑問にお答えします。
私もアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを愛用しています。私もヨーグルトが思ったように固まらないことがありましたが、今では失敗知らずです。
ヨーグルトメーカーを利用している方や、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
自家製ヨーグルトが固まらない?失敗の種類
私の経験上、ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトがうまく出来なかった場合、
- 水分(ホエイ)が分離して浮いてきている
- 粘り気がある(カスピ海ヨーグルトのよう)
- 緩い
のどれかの状態でした。
それぞれ解説していきます。
水分(=ホエイ)が分離して浮いてきている
この場合、上澄みのホエイを取り除けば下のヨーグルトは固まっている場合が多いかと思います。
(ホエイは栄養豊富なので、捨ててしまうのはもったいないですが…。)
粘り気がある(カスピ海ヨーグルトのよう)
プレーンヨーグルトを作ったのに、カスピ海ヨーグルトのようなヨーグルトが出来上がると、
「これって腐っているのかな?」
「食べて大丈夫なのかな?」
と不安になるかと思います。
しかし、この粘り気の原因は、乳酸菌の種類によるものなので、心配する必要はありません。
粘り気が好みでない場合、種菌に使うヨーグルトを変えてみると良いかもしれません。
ちなみに、種菌ヨーグルトの種類によって出来上がりの見た目や固さも若干違うので、いろいろなヨーグルトを試してみるのはおすすめです。
緩い
ヨーグルトの出来上がりが単純に緩い場合については、次の章で詳しく解説していきます。
自家製ヨーグルトが固まらない原因
自家製ヨーグルトが固まらない主な原因を2つご紹介します。
殺菌不足
ヨーグルトメーカーで作った自家製ヨーグルトが固まらない、緩い、一番の原因は殺菌不足かと思います。
具体的には、
- 容器を洗剤できちんと洗えていない
- 熱湯殺菌が不十分
- 殺菌した後にどこかに触れてしまった
といったことが考えられます。
使用する容器、かき混ぜ棒などは
- 洗剤でしっかり洗う
- 熱湯をかけてしっかり殺菌する
- 殺菌した後は触らない
この3点を丁寧に行うことが重要です。
私の殺菌の仕方はこちらです。
面倒でも丁寧にやることをおすすめします。
慣れれば2分です。
室温
ヨーグルトメーカーは、簡単に言ってしまえば温度を一定に保つ装置です。
そのため、ヨーグルトメーカーで設定される温度が一定でも、部屋の温度が変わると若干影響します。
ヨーグルトメーカーで作る自家製ヨーグルトは一般に、
- 温度が低いと固まりづらく
- 温度が高いと固まりやすい
という特徴があるそうです。
しかし、ヨーグルトを作る際の温度は厳密でなくても問題なく固まるそうなので、室温にあまり敏感になる必要はありません。
ただ、出来上がりが若干違う原因としては、室温の変化も考えられます。
固まっていない自家製ヨーグルトは食べても大丈夫?
殺菌不足が原因の場合、ヨーグルトメーカーでヨーグルトの菌が増えるのと同時に、雑菌も増えてしまいます。
あまりにも雑菌が増えた場合、
- 見た目
- におい
- 味
が明らかに危なそうな感じになるので、そうでない場合は食べても問題ないと思います。
※あくまで自己責任でお願いいたします。
自家製ヨーグルトが固まらない時の対処法
ヨーグルトが固まらなかった場合の、対処法を2つご紹介します。
冷蔵庫で冷やす
ヨーグルトメーカーで作った直後のヨーグルトが若干緩く感じても、冷蔵庫で冷やすと固まることがあります。
全く固まっていないヨーグルトがいきなり固まることはありませんが、
ちょっと緩いかな?位のヨーグルトは、冷蔵庫に入れてしまうのも手です。
発酵時間を追加する
発酵時間を追加する方法です。
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの場合、プレーンヨーグルトは40℃で9時間発酵します。
9時間経過後に固まっていなかった場合、同じ温度で2~3時間ほど追加します。
私の場合、特にちょっと寒い日に作って、かなり緩いと思ったヨーグルトも、大体この方法で固まっています。
まとめ:洗浄と熱湯殺菌が大事!
ヨーグルトメーカーで作る自家製ヨーグルトは、思ったように固まらないことがあります。
しかし、明らかに腐っていると感じるにおい、味、見た目でない場合、食べても問題はありません。
しっかり固めるためには、洗浄と熱湯殺菌が重要です。
固まらなかった場合、
- 冷蔵庫で冷やす
- 発酵時間を追加する
という方法で、固まる可能性があります。
参考になれば幸いです。
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